【天皇杯】宇佐美貴史が負傷欠場 ポヤトス監督は「言い訳をしたくない」と話すも影響大の敗戦
<天皇杯:G大阪0-1神戸>◇23日◇決勝◇国立競技場 ガンバ大阪はヴィッセル神戸に敗れ、9大会ぶりVを逸した。 決勝のメンバーが発表されるキックオフ2時間前とほぼ同時に、G大阪からFW宇佐美貴史(32)が右太もも裏肉離れで離脱したと発表された。 試合2日前の練習中に主将が負傷。G大阪は最後までこの影響を拭い切れないまま敗れた。 試合後にダニエル・ポヤトス監督(46)は「そこは言い訳をしたくない。重要な選手だが、彼の姿勢はチームを助けてくれた。他の選手たちは気持ちをもっともっと高めたし、感覚的には影響はそんなになかったと思っている」とエース不在の影響はなかったとした。それでも神戸と同じ6本のシュートを放ちながらも無得点に終わっただけに、今季抜群のパフォーマンスでチームを救ってきたエースの不在が悔やまれる結果となった。 欠場した宇佐美は、試合中はスタンドから戦況を見守り、終了後にはグラウンドに姿を現した。敗戦に涙が止まらず、号泣しながらスタジアムを後にした。