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コロナ後の希望ある社会を目指して! 専門家に聞いた、「普通の生活」に戻ることに抗うべき理由

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ハーパーズ バザー・オンライン

ショップが次々と再オープンし、社会的制約が緩和され始めたロックダウン後の生活にホッとしつつ、「私たちは、新しい未来に作り変えるための、このまたとない機会を無駄にしているのではないか?」という懸念が高まっている人は多いはずだ。 【写真】あれもこれもオンライン? ウィズ・コロナ時代の新しい12の生活スタイル 筆者は今日、大通りで蛇のような長い列に並ぶことから外れ、木に登った。てっぺんまで。夕方の温かい風が肌をサッと撫で、太陽が空をモーブ色の層に切り裂きながら傾いていくなか、私はグレーの皺が刻まれた幹のカーブに抱かれ、枝から脚をスウィングさせた。私は、すっかり穏やかな気持ちになった。再びつながり、自然に戻った気さえした。この20年間で、ふと思いついて(思いつきにせよ、何にせよ)木に登ったのは初めてだった。私は一般的に“今現在“と言われる時を生きていた。でも、グローバルなパンデミックを経験して、やっとここにたどり着いたのだ。

一見、世界的なロックダウンが予想外に良い面をもたらしたように思うのは、まったく不快なことだ。迫り来る景気後退、毎日死者数が増えていく衝撃、家庭内暴力の急増などは、間違いなくSARSのような形をした氷山の一角だ。今週、自宅の裏庭で焼けた素肌を気まずそうに惚れ惚れと眺めた多くの人に、また新たに近親者を亡くした人がいる。そして、この事態の全貌を私たちが知るのは、まだ遠い先のことだ。 それでも、ゆっくりと、不安感を覚えながらも、パンデミックから希望の兆しが浮かび上がりつつある。化石燃料消費量や二酸化炭素排出量はダウンした。長時間の消耗する通勤をしなくなり、家族が一旦立ち止まって自分たちにとって根本的に大事なものは何か?を確認する機会ができた。コミュニティという感覚が街に戻ってきた。木曜日の夜、キーワーカーたちに拍手して尊敬の輪を広げる活動が始まって、感動しない人がいただろうか? トム・ムーア退役大尉が庭を100周歩き、NHSのチャリティに寄付金3200万ポンドを集めた(100歳の誕生日に向けて募金を募るチャレンジを開始し、大きな話題となった)ことはどうだろう?

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