実家の空き家は「売る」一択! プロが教える“金持ちシニア”になるための5つの選択
《売る》◎まとまった収入になる×売買費用(設備費用も含む)がかかる「人が住まなくなると建物はどんどん傷むので、早めの決断が功を奏します」。売却費用は、仲介手数料、税金(譲渡所得税など)、登記費用など。仲介手数料は取引額の3~5%以内。また、実家(空き家)を売って得た収入には、特例で最高3000万円までは税金がかからない(2023年12月31日まで)。《貸す》◎毎月の定額収入×修繕費用がかかる、入居者がいないときは収入ゼロ、入居者とのトラブル「入居者とのやりとりはストレスを生むので、管理会社(手数料は家賃の3~5%程度)にお願いするのが得策。特に、自宅から離れている場合はプロに任せるべき」。古い戸建てを賃貸する前には、リフォーム代100万円~、ハウスクリーニング代が10万~かかる。《保有》◎自分が住める×固定資産税、メンテナンス・防犯費用、通う手間「メリットは、ただ“住めるだけ”といっても過言ではありません。現状維持していくのは、お金も手間もかかります。保有しているだけで、年間10万円前後はかかるでしょう」。放置し続けて「特定空き家」に指定されれば、建物の撤去費用を負担することも。
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