NGT48暴行事件 第三者委報告を説明(全文5)秋元康氏は大変憂慮している
報告書について第三者委の委員とどの程度やり取りしたのか
新潟日報:報告を受け取ってから今日まで数日あったと思うんですけれども、その間、第三者委員会の先生とは報告書の中身についてどの程度のやり取りをされてきたんでしょうか、今日までに。 松村:これは独立性という意味で、第三者委員会の先生とのやり取りというのはしておりません。 新潟日報:やり取りはしていないということですか。 松村:はい、おりません。 新潟日報:そういったことであれば、あらためまして、私たちがこうして集まってお伺いしたいのは、AKS側の対応もそうなんですけれども、報告書の中身についてというところが大きな部分を占めるというところもあるかと思いますので、いま一度対応についてご検討していただきたいと思うんですけれども。 松村:持ち帰ります。 新潟日報:よろしくお願いします。あと、それと報告書の内容についてですけれども、握手会での、まとめ出しというような表現になってましたけれども、こちらで一部のファンの方が大量に出されて、時間を確保されて私的な接触といいますか、そういったのも含めて行われていたというような指摘もありまして、それが事件の背景というか遠因にあったというような指摘もあったかと思うんですけれども、この辺り、この指摘のとおりなのか、そしてこのあとの対応についてはどういうふうに考えていらっしゃるのかというのをお伺いしたいです。 松村:これに関しては、握手会というのはファンの皆さまとメンバー、われわれスタッフも含めてですが交流をする大変貴重な場だったというふうに思っております。多くのファンの方々がルールを守っていただき、純粋にメンバーを応援し、NGTを応援し、バックアップしようということで参加いただいております。ただ、やはり時間が長くなったときに、まとめ出しのような場合で、これも十分ということはないのですが、例えばわれわれがそこに、時間が長くなるとやはり話すことも多くなりますから、やはりもう少しちゃんとケア、チェックをしておかなければいけないなということは痛感しております。 新潟日報:ここは報告書ではスタッフを、長くなるようなことが予想されるときには同席させるというような、そういった改善策も提案されていたかと思うんですけれども、その辺りを具体的に何か検討されるということはあるんでしょうか。 松村:もちろんです。当然長いまとめ出しのときにはマネージャーおよび支配人、しかるべき人間がちゃんとどういうやり取りをしてるかということを今後はしっかりと確認しなければいけないというふうに思いますし、実際にそれを、今までもやっておったんですけれども、ただそれが不十分であったんだなということだと思います。 【書き起こし】NGT48暴行事件 第三者委報告を説明 全文6に続く