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明石海峡大橋の部品も製造 油圧シリンダで地域社会に貢献

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ラジトピ ラジオ関西トピックス

 ラジオ関⻄の三上公也アナウンサーが、兵庫・神戸で活躍する企業やお店を訪ねる『こうべしんきん三上公也の企業訪問』(ラジオ関⻄『三上公也の朝は恋人』内、午前9時38分ごろ~)。6月23日の放送回では、逢坂工業株式会社(本社:兵庫県神戸市西区神出町)を訪問し、代表取締役社長・逢坂俊彦さんに、油圧シリンダとその取り組みを聞いた。  油圧・空圧シリンダを設計・製作・販売を行っている逢坂工業。油圧シリンダはシリンダーチューブと呼ばれる筒状の部品にロッド(銀色の棒)が油圧によってピストン運動をする装置であり、建設・工事現場などで重機が曲げ伸ばしをするときに見える銀色の棒の部分のことを指す。  はじめは機械部品加工の工場として、1960(昭和35)年に神戸市須磨区で、逢坂さんの父親である創業者の逢坂一義さんと現会長である長男の逢坂光豊さんが設立した、逢坂工業。昭和40年頃に光豊さんが油圧シリンダに着目し、油圧シリンダの製造に特化するため1970(昭和45)年に神戸市西区に工場を移転した。  巨大なシリンダ部品も作っている同社は、会社案内の表紙に『マイスターズ・名工たち』と明石海峡大橋の写真を掲載。逢坂工業の部品が明石海峡大橋に使われたという。 「工事中の足場、キャットウォークのロープの張り具合を調整するシリンダを製造し納入した」と話す、逢坂さん。「記念すべき公共工事ですから、それに携わったことを記録に残すため」と語る。  また道路などの架け替えの建設機械にも同社の部品が使われており、高架道路の設置工事のために一区画の道路基礎部分をシリンダを取り付けた台車に乗せ、地上から持ち上げて取り付けるといった機械の「テレスコシリンダー」という特殊な部品を製造したとのこと。「お客様を通じて、いろいろな分野の公共工事にも従事させてもらっています」(逢坂さん)。  逢坂工業は、時代にあわせて、平成2年頃から徐々に多品種・小ロット生産へ移行。途中「経済の流れのなかで幾度か不況を経験した」という。それでも、「その時々に(地元の)神戸信金さんから温かいご支援をいただき、危機を救ってくれた。また取引先企業から変わらぬご愛顧をいただき、今年の2月に60周年を迎えることができた」と、周囲の支えに感謝していた。今後については「60周年を一区切りとして、70・80周年を目指して、皆さまに信頼されるシリンダを作り社会貢献したい」と想いを述べていた。

ラジオ関西

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