岡山市中央卸売市場「ふくふく通り」商店街再生へ 建築家を目指す高校生は「体験型市場」を提案
RSK山陽放送
岡山市の中央卸売市場には「ふくふく通り」と呼ばれる商店街があります。かつては賑わいを見せましたが、訪れる人が減る今その「通り」を再生させたい…立ち上がったのは建築家を目指す高校生・大学生たちでした。 【写真を見る】岡山市中央卸売市場「ふくふく通り」商店街再生へ 建築家を目指す高校生は「体験型市場」を提案 ■「ふくふく通り」商店街「昔はものすごく賑わっていた」 放課後、図面を囲んで話し合う生徒たち。 「岡山市南区にあるふくふく通りです。新しく建て替えた後の図面(案)です」 図面に書かれているのは中央卸売市場内にある商店街「ふくふく通り」。商店街と聞けば大勢の人たちが行き交うイメージですが、この場所は静けさに包まれています。 (砂山祐佳里記者) 「平日の午前中、閑散としたふくふく通りです。かつては週末に行列も出来ていたといいますが、今ではシャッターがしまって、営業していない店もあります。」 青果店や喫茶店など約100店舗からなるふくふく通り。もともとは市場で働く人のための施設でしたが、2009年から一般客にも開放され一躍市民の人気スポットとなりました。あれから15年、ふくふく通りを訪れる人はすっかり少なくなってしまいました。約40年の時を経て老朽化も進み、明るいとは言い難い雰囲気が余計に客を遠ざけているという人もいます。 「お客さんはいないよ。うん、いない。」「昔はものすごい賑わってたんですけど。暗いイメージがあるので、どうしても中々来てもらえない」 ■建築家の卵たちが「ふくふく通り」再生案を持ち寄る そんなふくふく通りの賑わいを取り戻すことはできないのか。学生がアイデアを持ち寄ります。 この日、岡山市北区の会場を訪れたのは、建築家の卵たち。岡山建築設計クラブがプレゼンの場を提供、彼らに「ふくふく通り」の再生案を発表してもらおうというのです。中には、店と店との間の壁を丸ごと取っ払おうという斬新なアイデアも。 (プレゼン) 「ふくふく通りは殺風景な壁が売り手と買い手に物理的・心理的な距離を生んでいるように思います。」
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