「県内全域に経済効果を」韓国・務安-長崎チャーター便 週3往復、LCC運航
大石賢吾知事は22日の定例会見で、韓国南西部の務安(ムアン)国際空港と長崎空港を直行で結ぶチャーター便が、12月10日から来年3月29日まで週3往復運航されると発表した。 韓国の格安航空会社(LCC)最大手のチェジュ航空が期間中の火、木、土曜に計48往復運航する。長崎空港への同社の運航は初めて。運航機材はボーイング737-800型(189席)で、主に韓国からの団体ツアーを対象にしている。 韓国と本県を結ぶ国際航空便では、10月に大韓航空による長崎-ソウル(仁川)の定期便が約5年半ぶりに再開。県国際観光振興室によると、4月に大韓航空との交渉でソウルに出向いた際、LCCを含む複数の航空会社に営業したところ、チェジュ航空が関心を示し、運航に至った。 会見で大石知事は「LCCなので大韓航空とは少し違った客層の来県が期待できる。県内全域に経済効果が及ぶように関係者と情報共有していきたい」と述べた。