今夜対戦…マンUとPSGの両クラブでプレーした選手たち
2日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第5節では、マンチェスター・Uとパリ・サンジェルマンが対戦する。 両チームが同居するグループHは大混戦。4試合を終えて、勝ち点9のマンチェスター・Uが首位に立っているものの、パリ・サンジェルマンとライプツィヒが勝ち点6で並んでいる。勝ち点3で最下位のイスタンブール・バシャクシェヒルにも決勝トーナメント進出の可能性が残っており、どこが勝ち上がっても不思議ではない。 それだけに今節は大一番となるが、一際大きな注目を集めているのが、マンチェスター・Uのエディンソン・カバーニだろう。ウルグアイ代表FWにとっては、昨シーズンまで7年間にわたって在籍した古巣とのゲームになるからだ。開幕節のパリ・サンジェルマン戦は移籍直後だったこともあり、欠場を余儀なくされたが、今回は先発出場が予想されている。 そこで、カバーニのようにマンチェスター・Uとパリ・サンジェルマンの両クラブのユニフォームに袖を通した選手を5名紹介しよう。 [写真]=Getty Images
▼アンヘル・ディ・マリア(アルゼンチン代表)
マンチェスター・U在籍:2014年~2015年 パリ・サンジェルマン在籍:2015年~ レアル・マドードからマンチェスター・Uに移籍した際に支払われた移籍金(5970万ポンド)は当時のプレミア最高額。伝統の7番を託され、大きな期待と共に迎え入れられたが、フィジカルコンタクトの激しいサッカーに馴染めず、当時の指揮官ルイス・ファン・ハールとの折り合いも悪かったため、わずか1年で退団した。 「でもそのおかげで、僕はPSGに加入できたし、僕自身をもう一度証明することができている」と本人が振り返ったように、パリ・サンジェルマンでは八面六臂の大活躍。1年目にリーグ・アン新記録の18アシストを記録して優勝に貢献すると、昨季までに“国内3冠”を3度達成。クラブ史上初のCL決勝進出にも貢献した。32歳になった今も衰え知らずで、「ヨーロッパでのキャリアはここで終わらせたい」と宣言している。