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悲願の大会、実現。2020Junior Rugby 卒業記念交流試合(1)

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ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)

 企画されたのは春。関東圏3つの中学生ラグビースクールのアイデアは、発案当初からシンクロしていた。  9月21日、茨城県のセナリオハウスフィールド三郷で、「2020Junior Rugby 卒業記念交流試合」が行われた。  集まったのは、南茨城ラグビースクール、桐蔭学園中学、横浜ラグビースクール、世田谷区ラグビースクールの4チーム。いずれも中学生のラグビーマン、ラグビーウーマンたちだ。  準決勝、決勝&3位決定戦の勝ち上がり方式で、正規の20分ハーフ。Bチームの交流戦も行われた。

 まだ9月のうちに「卒業」を銘打ったところに、中学生ラグビーの切迫感が表れている。  今年3月から、中学校、中学生のラグビー大会は早々に、次々と中止が決まっていった。今回の大会に参加した桐蔭学園中学は、まず関東中学校大会の中止に直面。 「仕方がないことですが、正直、とても残念でした」  井吹勇吾主将はじめ、桐蔭学園の面々にとっては、関東大会で昨年のリベンジを、は今年のミッションだった。大きな目標を失ったが、チームとしては東日本中学生大会を目指して仕切り直し。間もなく、この大会も中止が決まった。  桐蔭学園は部員全員が3年生だ。今年度限りで、中学そのものが閉校することになっている。桐蔭学園は高校のみになり、中高一貫の桐蔭中等教育学校が残る。  キャプテンは桐蔭中最後の1年を淡々と受け止めているように見える。 「2年生になるときに、新しい1年生が入ってこないことを聞かされました。自分たちのことに集中できる、のはいいところ。最後のシーズンがこうなったのは残念です」(井吹主将)  今回は、準決勝で世田谷に敗れ、3決を横浜RSと戦った。  監督を務めて10年目の坂詰洋平先生は「この時期に、試合ができてよかった。学校、保護者の協力には本当に感謝です」 「きょうは負けてしまったが、しっかり戦うことができたのはよかった」(井吹主将)  この大会の開催を聞かされたのは最近になって。情勢によって状況が変わるため、ギリギリまで選手には知らされていなかった。久しぶりのゲームに中学生たちの表情は終始、明るかった。  桐蔭学園は、当初から開催が決まっていた10月の県大会での優勝が、最終の目標となりそうだ。

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