休養=休み+養うこと。睡眠以外に体が求める7つの休養
7. スピリチュアル面の休養
最後は、スピリチュアルな面での休養。 ダルトン=スミス医師は、瞑想や祈りやコミュニティに関与することなどを挙げています。 たとえば、お正月の初詣なども、スピリチュアル面での休養になるかもしれませんね。 寺社、公園、庭園、山や海など、自分にとってエネルギーが得られるスポットに身を置くこともスピリチュアルな休養になります。
在宅勤務で休養を取り入れる方法を考えてみた
コロナ禍を期に在宅勤務へとワークスタイルをシフトした人も多いかと思います。 会社で仕事をしていた時には、仕事とプライベートの場所は物質的に区分されていたものです。ところが、在宅勤務で公私混在する状況では、意識しないと休養するのはかなり難しくなっています。 公私の区別がなくなり、せわしなくなったと感じているのはわたしだけではないはず。 そこで、在宅勤務でも休養を取り入れる方法を考えてみました。 まず、十分な睡眠は必須。身体面だけではなく、メンタルや感情、感覚面での休養でもあります。睡眠だけではなく、本人にとって多くの面で休養が取れるものなら、その休養を優先するのが良いでしょう。 仕事のスケジュールが決まっている人には、その間に休憩になるだけではなく、休養になる時間やアクティビティを組み込むのは手近な方法です。 休養のために仕事場から離れられるなら、仕事と休養のけじめをつける一助にもなります。 休養時間は、30分や1時間などまとまった時間ではなくても良いと思います。ちょこちょこ時間を取って頻繁にリフレッシュできるなら、メリットがあるでしょう。 幼いお子さんがいる人には、週日(&終日)には仕事も家事も育児も同時進行になって、ストレス増が続きます。 時間が取れそうな週末に、子どもの世話を夫(妻)にまかせて自分の休養時間を設けるのは、贅沢でもわがままでもなく、心身面の健康には不可欠なことです。 また、自分の趣味が休養になるなら、もっと趣味の時間を増やしてみてはどうでしょう。 わたしはお裁縫が好きなのですが、パンデミックの当初にパンデミック用バッグやマスクを作って以来やっていないのに気づきました。これは自分にとっては「養う」要素があります。 睡眠のように誰にとっても休養になることもあれば、メンタルや創造面での休養はひとりひとりにとって異なります。 これまで「どんなことが休養になっていたのか」を振り返りつつ、自分そして家族の休養をもっと意識して取り入れていきたいです。 ──2021年4月14日の記事を再編集のうえ、再掲しています。 執筆: ぬえよしこ/Source: ideas.ted, 厚生労働省
ライフハッカー・ジャパン編集部