休養=休み+養うこと。睡眠以外に体が求める7つの休養
4. 感情面の休養
最近は暗いニュースが蔓延しているので、つい「ドゥーム・スクローリング」にはまっているのに気づくことはありませんか。 ドゥーム・スクローリングとは、気が滅入るニュースを続けざまにサーフしたり、スクロールしたりしてしまう傾向です。それに気づいたらデバイスを手放す勇気が、感情面の休養につながります。 ドゥーム・スクローリングに対抗する手段としては、「ジョイ・スクローリング」があります。 こちらは、その名のとおり、楽しく、気持ちがアップするものを見る行為です(ただしデバイスの使いすぎは感覚面での刺激になってしまうので、バランスが必要です)。
5. 社会的な休養
また、ダルトン=スミス医師は、なんでも抱え込んでしまいがちな人には、対人関係から距離を置くこの休養が重要だと述べています。 そのような人には、感情面での休養が必要です。 つまり、自分の感情を安心して表現でき、他人の言いなりになることを減らす時間と空間を持つことです。 感情面の休養のためには勇気と自分らしさを持たなければなりません。 この休養が取れている人は、元気かと尋ねられても単に「元気」と返すのではなく、自分の感じていることをシェアできるでしょう。 もし、この休養が必要なら、おそらく社会的な休養が足りていないのです。 人間関係には、元気になれるものと疲労させられるものがあります。その区別がつけられない時に休養不足になります。 社会的な休養を取るには、ポジティブで自分を支えてくれる人たちと接するべきです。バーチャルであったとしても、カメラの向こうの人とポジティブなやりとりは可能です。 ideas.tedより引用翻訳
6. 創造面の休養
ジェフ・ベゾスは、朝の10時前には会議などを入れずに、子どもたちとゆっくり過ごしているそうです。 そして、そのような何もしない時間こそがもっとも価値があると述べています。 この記事によると、何もしない時間をつくることで、仕事と私生活の境界線ができ、生活に余白が生まれ、より良い意思決定ができるメリットがあるのだとか。 このような時間は、感情や創造面での休養にもなります。 インプットが多すぎて頭がパンクしそうになった経験はありませんか。そんな時は、インプットを減らすと、その分インスピレーションや創造力が流れこんでくるかもしれません。 ダルトン=スミス医師のおすすめは、自然を楽しんだりアート活動に従事すること。 やらなければならないからやるのではなく、自分にとってリフレッシュと活力の源になるなら、絵画、手芸、日曜大工など、いろいろできることはありそうです。