にんじんやマッシュルーム、ほうれん草など…栄養士がすすめる「栄養価の高い」野菜
緑の葉物野菜からアブラナ科の野菜まで、農作物は自然が私たちにくれた小さな贈り物。免疫機能を高めるのに不可欠な抗酸化物質や繊維質、ビタミンB、ミネラル類が豊富で、健康に“本当に”大きな影響を与えるのだ。 では野菜の優れている点は? 食べれば食べるほど、カラダにいいということ。 野菜をたっぷり食べることが心臓病や糖尿病、ライフスタイルに関連したガンなど慢性病のリスクを減らすことが数えきれない研究からわかっている。 【写真】栄養士が明かす、実はそれほど悪くない「不健康な食品」16…ピザは間違いなく、OK 加えて、十分な野菜を摂ることで(最低1日5皿)、気分が改善され、幸福感や充足感を感じるという観察データもある。 野菜には水分がたっぷり含まれているから水分補給や消化に不可欠であると同時に、体に有益な細菌が生き延び健康に育つための燃料も供給する。 唯一、最少限に留めておきたいものは油で揚げた野菜で、揚げたものを頻繁に食べていると栄養価の高い主食が結果的に余分な精製炭水化物と飽和脂肪に変わってしまう。新鮮な、あるいは冷凍の野菜を蒸す、ソテーする、ローストするなどの方法で調理するか、生のまま食べよう。 缶詰を使う場合は砂糖やナトリウム分が添加されていないものを選んで。
Translation: Mitsuko Kanno