【卓球】佐藤瞳、橋本帆乃香組が涙の初V カットマンスタイルに中国警戒「再びを脅かすかも」
卓球のWTTファイナル女子ダブルス(23日、福岡・北九州市総合体育館)で初優勝を果たした佐藤瞳、橋本帆乃香組(ともにミキハウス)に対し、中国メディアも警戒感を強めている。 大藤沙月、横井咲桜組(ともにミキハウス)との日本勢対決は、第1ゲームから長いラリーを展開する佐藤、橋本組が有利に試合を進める。11―5で先取すると、第2ゲームも12―10で奪う。勝利に王手を懸けた第3ゲームは中盤までリードを許したが、最後は巧みなコンビネーションで11―8と逆転。3―0のストレートで頂点の座を勝ち取った。 2016年からペアを組む佐藤、橋本組はカットマンペアとして活動。今大会は中国ペアから2勝を挙げた。中国メディア「捜狐」は「この決勝戦を通じて、カットマンのスタイルが世界のフィールドで活躍できることがわかった。今後、佐藤と橋本は別のフィールドでも再び中国チームを脅かすかもしれない。注意深く研究し、気をつけるに越したことはない」との見解を示した。 試合後には2人で熱い抱擁を交わし、涙ながらに喜びを表現した佐藤、橋本組。今後の戦いに向けて、大きな自信となったはずだ。
東スポWEB