【ベトナム】サイゴンテル、HCMにデータセンター計画
ベトナムのサイゴン・インベストメント・グループ(SGI)傘下のサイゴン通信技術社(サイゴンテル)は、南部ホーチミン市人民委員会に同市クチ郡でのデータセンターの建設を打診している。28日付ダウトゥ電子版が報じた。 同社が市人民委に宛てた文書によると、データセンターはタンフーチュン工業団地を建設予定地とし、投資ファンド運用のサイゴン・アセット・マネジメント(SAM)と提携して計画を進める構想だ。 ホーチミン市輸出加工区・工業団地管理委員会(HEPZA)は18日、ホーチミン市投資貿易促進センター(ITPC)に宛てた文書で、計画が市の投資誘致方針などに合致するとの見解を示した。 現在タンフーチュン工業団地では、軍隊通信グループ(ベトテル)が14兆7,000億ドン(約880億円)を投じて、サーバーラック数6,500台のデータセンターを建設中。うち約1,600台が2025年末、約4,800台が28年初めに稼働予定だ。