ヘンリー王子、曽祖母のクイーンマザーから13億円の遺産を相続 叔父の葬儀欠席に批判も
来月40歳の誕生日を迎えるヘンリー王子。曽祖母のクイーン・マザーから多額の遺産を相続することが改めて注目を集めている。 【写真】子ども時代の写真を発掘!ヘンリー王子 & ウィリアム王子の仲良しフォトアルバム
9月15日に40歳の誕生日を迎えるヘンリー王子。エリザベス女王の母、つまり王子にとっては曽祖母に当たるクイーン・マザー(写真中央)から多額の遺産を相続する予定であることが改めて注目を集めている。新聞「ロンドン・タイムズ」によるとクイーン・マザーは7,000万ポンド(約131億円)を信託基金として家族に残していた。そのうち1,400万ポンド(約26.5億円)がウィリアム皇太子とヘンリー王子の相続分に割り当てられている。皇太子はエリザベス女王が亡くなり皇太子のポジションについたとき、チャールズ国王からコーンウォール公領を相続した。同紙によるとそのためクイーン・マザーの遺産は皇太子よりも王子により多く、つまり700万ポンド(約13億円)以上が分け与えられる。情報筋は「クイーン・マザーは王子が皇太子よりも少ない機会と責任しか与えられないことを知っていた。(遺産の割り振りは)論理的で思慮深い決断だった」と話している。
40歳になったら相続するというのはクイーン・マザーが決めたこと。王室に詳しいジャーナリストのクリストファー・アンダーソンがなぜ40歳なのかを解説している。アンダーソン曰く「もう少しで102歳になるという年齢まで生きた女性にとって40歳はいくらかの余剰な資金を受け取るのに相応しい年齢に思えたと考えられる。お金に感謝する程度に若く、かつそれを台無しにしない程度に歳をとり、願わくば賢くなっている年齢だからだ」。
しかしアンダーソンは今の状況をクイーン・マザーが知ったら、遺言を考え直すかもしれないと匂わせている。「もちろんクイーン・マザーは自分のひ孫が他の家族に迷惑をかけるとは予想していなかっただろう。わかっていたら王子を信託の相続人から外していたと思う」。クイーン・マザーがどう思うかはさておき、最近王子に対して新たに批判の声が上がっている。