アメリカ人がつくる“津軽弁ビール”?「こちょがす」「めっきゃさ」…弘前アートと立ち寄りスポット3選
クラフトビールを飲むなら「ギャレスのアジト」へ
美術館からタクシーで約7分。2016年にオープンしたビール工房「Be Easy Brewing」と、醸造したてのビールを味わえるタップルーム「ギャレスのアジト」があります。オーナーは、県内のテレビ番組などでも活躍する、米国出身のギャレス・バーンズさん。2005年に三沢の米軍基地に配属されて来日したのち、ビールの醸造をスタートしました。 ビールはすべて津軽弁で、「こちょがす(くすぐる)」「のっつど(たくさん)」「めっきゃさ(おいしいよね)」など、ユニークなネーミングがつけられています。 津軽のお米や青森県産の玄米、りんご、いちご、宇治抹茶、沖縄黒糖、スパイスなどを原料に、これまで約150種類のクラフトビールを造ってきたそう。 お店がオープンして1年後からは自ら畑を耕し、野菜づくりをスタート。収穫した野菜はギャレスのアジトでも味わえます。また、自社畑で育てたホップで造ったビールは、毎年9月の1週目にふるまわれます。 カウンターの奥にはタップが12口並びます。時期によって仕込むビールを変えるため、どんなフレーバーがあるかはそのときのお楽しみ。 ギャレスのアジト 所在地 青森県弘前市松ケ枝5-7-9 2F 電話番号 0172-78-1222 営業時間 17:00~22:00(21:30LO) 定休日 日~火曜休 》第4回「八戸市立美術館」の見どころと立ち寄りスポット3選を見る。
栗本千尋