アメリカ人がつくる“津軽弁ビール”?「こちょがす」「めっきゃさ」…弘前アートと立ち寄りスポット3選
人にも環境にも優しいものを集めたセレクトショップ「green」
弘前れんが倉庫美術館でアートを楽しんだら、周辺をぶらぶら。美術館から徒歩約8分の「green」は、センスのいいセレクトショップが集まる代官町エリアにあります。築96年のモダンな洋館風の外観が特徴で、店内は白を基調とした温かみのあるインテリア。 一番目立つところにレイアウトされているのは、津軽に伝わる刺し子の技法である「こぎん刺し」のアイテムたち。津軽こぎん刺しの名刺入れやしおり、トートバッグなどが並びます。 2010年頃から〈弘前こぎん刺し研究所〉とコラボレーションし、弘前の桜のピンク色と、弘前の洋館に多いグレーを組み合わせたものや、青森で伝統的に行われてきた藍染で染色した糸を使ったものなどをオリジナルで商品化しています。 他にもレディースの衣類や生活雑貨、東北の工芸品などが集まります。 green 所在地 青森県弘前市代官町22 電話番号 0172-32-8199 営業時間 11:00~18:00 定休日 水曜、隔週木休
「HIROSAKI ORANDO」と「cidre & café POMME/MARCHÉ」
美術館から歩いて約13分の「HIROSAKI ORANDO」は、弘前公園からも徒歩10分圏内の百石町にある複合施設。昭和53年築の元セレモニーホールの建物をリノベーションし、カフェやギャラリー、ゲストハウスなどで構成されています。 「HIROSAKI ORANDO」のカフェスペースは起業のチャレンジの場にもなっており、現在は移住者夫婦によるシードルカフェ「cidre & café POMME/MARCHÉ」が営業中。りんごの生産量が日本一の弘前のシードルをメインに、世界中のおいしいシードルが集まります。フードは軽食のほか「季節のグラスデザート」や「バスクチーズケーキ」など、スイーツを提供しています。 また、ギャラリースペースでは、展覧会などを開催。すでに終了しましたが、7月15日までは「どんころ」展を開催し、7組のアーティストが津軽西海岸で採取した石をもとに、それぞれの解釈によって石の魅力を表現しました。 HIROSAKI ORANDO cidre & café POMME/MARCHÉ 所在地 青森県弘前市百石町47-2 電話番号 0172-40-3950 営業時間 12:00~18:00(金土12:00~16:00、18:00~21:00) 定休日 水・木曜、祝翌日休