フジテレビが反町隆史を織田裕二の〝後継者〟に任命 刑事ドラマは「シリーズ化あり」で制作が進行
10月8日スタートのドラマ「オクラ~迷宮入り事件捜査~」(フジテレビ系)で杉野遥亮(29)とダブル主演を務める反町隆史(50)が、織田裕二(56)の〝後継者〟に任命されたという。どういうことか。 【写真】松嶋菜々子が〝NHKギャラ女王〟に内定 今作は人情味あふれる反町演じる昭和刑事と杉野演じるクールな令和刑事が未解決となっている〝オクラ(お蔵入り)〟状態の事件に挑む、刑事バディ作品。 反町といえば2015年から22年までテレビ朝日系の人気ドラマ「相棒」で水谷豊(72)の〝4代目相棒〟を演じきり、役者として不動の地位を確立した。 テレビ関係者は「刑事ものは安定した視聴率が期待でき、ドラマ視聴率に苦戦するフジテレビは『相棒』人気に乗っかる形で反町さんを主演に据えました。フジテレビとしてはここ数年、織田裕二さん主演でドラマ、映画共にヒットした『踊る大捜査線』に代わるシリーズ化の作品を模索してきましたが、企画会議でも主演俳優と作品性がなかなかマッチしてこなかった。そんな中で反町さんを主演に抜てきできたことは大きく、今作はシリーズ化ありきで制作が進められています」と語る。 織田裕二が主演したドラマ「踊る大捜査線」シリーズは軒並み視聴率20%前後を記録し、03年に公開された映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」では興行収入173・5億円を記録。今なお実写邦画歴代興行収入第1位に君臨している。 「〝踊るプロジェクト〟として10月と11月にはシリーズ12年ぶりの映画『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』が立て続けに公開されます。ただ、織田さんは今後も『踊る――』シリーズに出演するかわからないため、『オクラ――』を今後『踊る――』のポジションに引き上げてもらうべく反町さんに期待しています」(同) フジテレビドラマの再建は反町の双肩にかかっている。
東スポWEB