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【事業を行っている方向け】新型コロナウイルスを乗り切る資金繰り対策とは(1)

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ファイナンシャルフィールド

新型コロナウイルスの感染拡大による影響によって自粛要請が広がりをみせており、また緊急事態宣言の延長が見込まれるなど(2020年4月30日時点)、実体経済への影響が大きくなっています。 このような状況のなかで、フリーランスを中心とした自ら事業を行っている方のなかには、仕事が減ってしまい資金繰りに不安を抱えている方も少なくないと思われます。 なかなか新型コロナウイルスによる経済縮小の出口が見えないのですが、資金繰りに行き詰まってしまうと、事業継続を断念せざるを得ないこともあります。 そこで本稿では、事業主の方向けに、現状の厳しい資金繰りを乗り越えるための方法や資金調達の手段について主要なところを、本稿作成時点(2020年4月30日)の情報をもとに、2回にわたってお伝えします。

まずは資金繰り表(月次・日次)を作成してみる

お金の状況を確認し予測するためには、資金繰り表を作成することが必要です。 資金繰り表はそれほど難しい資料ではなく、「前月末残高+当月入金額-当月支払額=当月末残高」となるような表で、Excel等の表計算ソフトを使って作成すると便利です。もちろん手書きでも構いません。 これを月次の資金繰り表といいますが、イメージは次の表を参考にしてみてください。項目はアレンジしていただいて構いません。

月次の資金繰り表は、今から数カ月先の数字を予測で入れていきます。あくまでも現時点での予測ですので、予測値が変われば、資金繰り表をその都度変えていくことになります。リアルタイムでの資金予測を把握するためです。 サンプルの表を見てみると、新型コロナウイルスの影響で4月から収入が激減し、6月末の「当月末残高」がマイナスになってしまうことがわかります。これは、6月末に資金が枯渇してしまうことを意味しますので、この時期より前に、何か手を打たなければいけないことがわかります。 なお、より資金繰りがシビアな場合は、日次の資金繰りを把握する「日繰り表」も作成することが望ましいでしょう。日繰り表は、毎日の入出金を把握するもので、現金出納帳に形式が近いものですが、1つの表の中に現金や預金等を集約して一括して把握する必要があります。

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