【小顔メイクの新常識】さりげないシェーディングより、意味あるシェーディングを!
ヘア&メイク長井かおりから、これまで「常識」「鉄則」としてお伝えしてきたメイクテクやコスメの選び方に変更と訂正のお知らせです。マスク時代を経て、変わっているんです!! たった1箇所、メイクを更新するだけで、今っぽく美しく仕上がる、メイクのコツをご紹介。今回は、シェーディング編です。 【写真】不自然にならない小顔シェーディングをマスター!
vol.13 シェーディングするなら、きちんと効かせないと!
微妙な違いかもしれませんが、上の2つの写真の違いはシェーディング。左の写真は、フェイスラインにワントーン暗めのファンデーションを使った仕上がり。一方、右の写真はシェーディングパウダーを使って、効かせ塗りした仕上がり。やりすぎ感なく、すっと引き締まった印象に見えませんか?
大人はある程度しっかりシェーディングをしてもいい
「シェーディングはとにかく目立たずさりげなく!」というのが常識になりつつあり、「いっそシェーディングしなくてもいいか」と思っている方も多いかもしれません。でも、私自身も動画や写真撮影の時に実感していますが、「やっぱりシェーディングをするとすっきり見える」と。みなさんの中にも、オンライン会議などが増えたことで、フェイスラインが気になり始めたという方もいらっしゃるのでは。 そこで訂正。「大人のシェーディングはさりげなさより、効かせることを重視しましょう!」 もちろん、横顔の肌がめちゃめちゃ茶色い……! なんて、ギョッとするような入れ方ではなく、メイクの一部として素敵だなと思える範囲で。最小限だけど最大限の効果を発揮する、長井流シェーディングの入れ方をご紹介します!
ポイントはちょこちょこ塗り!範囲を絞り、点で効かせて
1、フェイスラインは骨に沿って塗る 斜めカットのシェーディングブラシにパウダーを取り、フェイスラインの骨に沿わせるようにすっと塗る。骨をまたいだ上下にパウダーをつけるイメージ。あご先とエラ前には塗らなくてOK。
2、生え際に影を足す チークブラシを使い、生え際の隙間を埋めるようにふわっとパウダーを乗せる。おでこの形を丸く整えるイメージで。剃り込みの深さや生え際のボリューム不足が気になる方にもおすすめ。