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BTSも、市民も「#BlackLivesMatter」…韓国でも高まる連帯の声

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ハンギョレ新聞

6日にソウル都心で平和行進予定 K-POPの海外ファン、歌手や国内ファンに呼びかけ BTS公式アカウント「私たちは人種差別に反対」

 米国の白人警官による強圧的な逮捕によって黒人男性ジョージ・フロイドさんが死亡した事件に抗議するデモが全世界に広がる中、韓国でも今週末に都心で平和行進が開かれるなど、連帯の動きが広がっている。世界的な影響力を形成している防弾少年団(BTS)などのK-POPスターもファンの要請に対し「私たちは人種差別に反対する」として連帯に合流しつつある。  防弾少年団(BTS)は4日、公式ツイッターアカウント(@BTS_twt)に「私たちは人種差別に反対します。私たちは暴力に反対します。私、あなた、私たちはみな尊重される権利があります。共に歩みます」と書き込んだ。「#BlackLivesMatter(黒人の命も大切だ)」というハッシュタグとともに英語に翻訳した書き込みも同時に載せ、国外のファンも読めるようにした。ジョージ・フロイド死亡事件を契機として起こっている黒人人権運動に参加してほしいという国外ファンの声に応えたのだ。K-POPスターの影響力が大きくなるにつれ、様々なきっかけがあるたびに「善の影響力」を発揮してほしいという海外ファンからの要請がなされている。  K-POP歌手たちのSNSやファンのコミュニティには、ジョージ・フロイド事件や米国でのデモを伝える海外ファンたちの書き込みが殺到している。彼らは歌手に「#BlackLivesMatter」ハッシュタグの共有や、警官の厳重な処罰を求める請願への参加を呼びかけた。国外で人気を得ている歌手もこの声に応えている。先月31日(現地時間)には、米テキサス州ダラス警察が「アイウォッチダラス(iWatch Dallas)というアプリを通じて不法デモの映像情報を提供してほしい」とツイッターでつぶやくと、K-POPファンがK-POP歌手たちの写真・映像などで埋め尽くし、無力化させている。K-POPファンのあるツイッター利用者が「ファンカム(ファンが直接撮った歌手の舞台映像)でアプリを埋め尽くし、デモ隊を守ろう」と呼びかけたことによるものだ。ファンに応え、現在までに元少女時代のティファニー・ヨン、パク・ジェボム、元2NE1(トゥウェニーワン)のCL、f(x)(エフエックス)のアンバーなどが、自分のSNSにデモを支持する書き込みをしたり寄付したりするなど、連帯に乗り出している。  追悼と連帯の波は韓国の市民にも広がっている。あるツイッター利用者は、韓国人として今回の事態に関する情報を入手できるアカウント(@BlmKorean)を作り、各種の英文資料を翻訳して国内に紹介している。黒人人権運動団体が、いかにデモの過程で平和を維持するために努力しているかを示す記事、黒人人権運動の歴史などが紹介されている。  6日にはソウル都心で、人種差別を糾弾し、米国でのデモと連帯する平和行進も行われる。デモを提案したシム・ジフンさんは「国際社会の一員として、人種を問わず全ての人がともに生きていく世の中を作るため、このことを決して黙って見過ごすことはできない。暴力デモで怒りを表出しようというのではない。『生活の中の距離措置』守則を守りつつ、2メートル以上の安全距離を維持してゆっくり在韓米大使館前に向かって行進し、人種差別主義に反対してジョージ・フロイドさんを追悼し、すべての人が共に生きていく世の中を作っていくための小さな動きを始めよう」と述べた。デモは6日午後4時開始、ソウル明洞(ミョンドン)のミリオレショッピングモール前にて。主催者側は「マスク」と「プラカード」を準備するよう呼びかけている。参加者たちはジョージ・フロイドを追悼するためにひざまずき、8分46秒間地面に伏せる追悼パフォーマンスを行う予定だ。 パク・ユンギョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

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