四日市 ひげのおっさん営む書店に大物作家が訪れる理由
40周年を機にレクチャーは特別仕様に
40周年を迎える今年、4月から始まる今年度のレクチャーも特別仕様に。谷川俊太郎や江國香織、荒井良二はもちろん、スペシャルな対談も予定している。 講師陣はすでに決定しており、年間パスの受付が開始されている。開店30周年で掲げた言葉は“なるようになった”、そして35周年の言葉は“やればできた”。こんなはずじゃなかったという考えは嫌いだという増田さん。40周年の言葉は一体何になるのだろうか。 筆者が取材を終えた後、幼い頃「メリーゴーランド」で大切な時間を過ごした当時の少年が、大人の姿で店を訪れていた。久しぶりの“ひげのおっさん”との再会に本談義や思い出話が弾む。 少し強面で、少々言い方が厳しい増田さんが、多くの子どもや言葉の達人である著名な作家たちに愛される理由は会ってみないとわからないかもしれない。各駅停車の列車に乗り込んで、人生最良の本を見つけに出かけてみてはどうだろうか。まっすぐな心で向き合えば、必ず、今生きているこの瞬間にふさわしい本をきっと熱く教えてくれるはずだ。 (編集プロダクション エディマート/小玉みさき)