伊方原発3号機のMOX燃料製造へ加工契約 四電と三菱重工業
四国電力は29日、伊方原発3号機(伊方町)で使用するプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料をフランスで製造する計画について、三菱重工業と加工に関する契約を結んだと発表した。早ければ2029年度にMOX燃料を使ったプルサーマル発電を再開する見通し。 3号機のプルサーマル発電は、フランスで委託製造したMOX燃料21体のうち16体を使い10年に開始。今年7月の定期検査までにすべての使用を終え、現在は通常のウラン燃料による運転に切り替えている。 四電はプルサーマル発電再開について「安全を最優先に地元の理解を得ながら進めたい」としている。
愛媛新聞社