【特別公開】吉沢 亮×柄本 佑 仲良し対談「リア充な学生に憧れる」
「佑さん」「亮ちゃん」と呼び合い、互いの芝居が好きだと明言する吉沢 亮と柄本 佑のふたり。先輩と後輩の間に流れる緊張感とは違う、心地いい信頼感と安心感が漂う。3度の共演を経てさらに絆を深めた、いい男たちの微笑ましい仲良し談義。 【関連記事】岡村靖幸×小林麻美 ユーミンにも芸能界にも別れを告げて CREA WEBでは、CREA2020年9・10月合併号に掲載中のインタビューの一部を大公開します!
最初に会った時から あまり年の差を感じなかった
26歳と33歳。ふたりの間には7歳の差があるけれど、実際にはあまり年齢差を感じないという。 柄本 初共演したのが3年前の舞台「百鬼オペラ『羅生門』」。あの時はコンテンポラリーダンスのワークショップがあったんだよね。 吉沢 結構長いこと練習しました。 柄本 手と手を触れ合ったり身体を持ち上げたりする作業があるから、変に言葉を交わすよりも距離が一気に縮まったんだと思います。 吉沢 僕の中では、稽古中に佑さんの奥さんに塩むすびを握ってもらった記憶が強いです。 柄本 彼、コンビニで塩むすび買うんですよ。わざわざ120円出して塩むすびを買う気持ちがわかんなくて。次の日に奥さんに、「吉沢くんに塩むすび作ってくんない?」ってお願いしたんです。 吉沢 すごく美味しかったです!
共に魅力を感じている 生活感の見えない芝居
2019年のNHK連続テレビ小説「なつぞら」を経て、最新映画『青くて痛くて脆い』で3度目の共演。 気心知れた仲間同士、撮影現場では和気あいあいと過ごしたそうだが、俳優としてのお互いの魅力も、改めて再発見したという。 柄本 一緒にお芝居をしていて感じたのは、普段の“吉沢 亮”が垣間見えない人だなっていうこと。生活感というのかな。そういったものが見えないんです。 吉沢 僕も全く同じことを思っていました。間の取り方や呼吸の仕方が普段の佑さんと違うから、本当に素が見えないんです。 めちゃくちゃ色気があるんですよね。いつもは感じない冷たさとか熱さみたいなものがすごく伝わるし、そこが素敵だなって思います。