宇賀なつみ、ワーケ―ションで南高梅の収穫体験「1日体験するだけでも気づきというものがあった」
放送作家・脚本家の小山薫堂とフリーアナウンサーの宇賀なつみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「日本郵便 SUNDAY’S POST」。7月3日(日)の放送では、宇賀の新企画「私には旅をさせよ!」がスタート。宇賀が6月に和歌山県・みなべ町を訪れ、梅収穫体験をした模様をお届けしました。
今回、宇賀が訪れたのは、南高梅(なんこううめ)発祥の地として知られる和歌山県のみなべ町。南高梅という名前の由来は、南部高校の先生が優良品種を選定したというところから付けられたそう(諸説あり)。 そもそも、この新企画の発端は、梅の収穫時期である6月に、知人から梅の収穫のボランティアに誘われたこと。和歌山の白浜周辺は“ワーケーションの聖地”と言われ、リゾートや観光を楽しみながら仕事もする「ワーケーション」が盛んなエリア。 そこで、宇賀はその知人とともに、ボランティアで梅農家の手伝いを兼ねてワーケーションをする予定だったことから、“お手伝いとロケを兼ねて行ってみよう!”とひらめき、自ら企画しました。 南紀白浜空港から車でおよそ40分のところに位置する、和歌山県日高郡みなべ町は、山と海の自然に恵まれた静かな町です。 南高梅の農園を前に、宇賀は「すご~い、こんなに急な斜面なんですね。緊張する……気を抜いたら転びそう(苦笑)」と驚きの声。 収穫作業をしていると、山道に敷かれたレールの上を走る小さな貨物車が到着。この貨物車に、農家さんや宇賀、ワーケ―ションのお手伝いの人たちが収穫した梅でいっぱいになったケースを積み込みます。1ケースおよそ25kgの重量とあって、「めっちゃ重い……」と苦悶する宇賀。 梅収穫のワーケ―ションに参加した方々に話を聞いてみると、「東京から来て今日で3日目です。いろいろなことが“ととのう”ような気がして、ひたすら楽しい」「(梅収穫は)思った以上に大変だけど、梅がこんなふうに斜面でたくさんなっているとは知らなかったですし、収穫している間は無心になれて楽しい。梅を食べるたびに今日のことを思い出すと思う」「数ヵ月に一度の気分転換でもいいと思うし、普通の仕事をしているだけじゃなく場所を変えて仕事をするとか、仕事と違うことを挟んでみるとか、そういったことをやってみるのはすごくいい」と話し、みんな充実している様子がうかがえました。