写真：ザイ・オンライン

　リビン・テクノロジーズ株式会社が「QUOカード」の株主優待を新設することを、2024年12月2日の16時に発表した。 【画像】リビン・テクノロジーズ（4445）が新設した優待利回り10％超の株主優待の内容はこちら！ 　リビン・テクノロジーズの株主優待は、毎年「3月末と9月末」時点の株主が対象となり、内容は「200株以上を保有する株主に『QUOカード』1万5000円分を年2回贈呈」というもの。 　リビン・テクノロジーズが株主優待を新設する目的は「当社株式の流動性向上および投資対象としての魅力をより多くの方々に、継続的にご認識いただくこと」とのことだ。 　リビン・テクノロジーズの株主優待は、2025年3月末時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。 　株主優待の新設は2024年12月2日の16時に発表されたため、SBI証券の夜間取引(PTS取引)では制限値幅の上限である1670円で買い注文が殺到しているものの、取引は成立していない。明日の株式市場でも買い注文が殺到してストップ高になる可能性が高そうだ。 ●新設されたリビン・テクノロジーズの株主優待の詳細は？　 　リビン・テクノロジーズの2024年12月2日時点の株価(終値)は1370円なので、株主優待利回りを計算すると以下のようになる(※年2回、株主優待を受け取った場合)。 (200株保有の場合) 投資金額:200株×1370円=27万4000円 優待品:QUOカード3万円 優待利回り=3万円÷27万4000円×100=10.94％ リビン・テクノロジーズの株主優待は、個人投資家に人気の「QUOカード」。権利を獲得するには200株以上の保有が必要になるので投資する際には注意しよう。「QUOカード」を年間3万円分ももらえて、株主優待利回りが10％超というのは異例の高水準なので、明日以降、リビン・テクノロジーズは株式市場で大きな注目を集めることは間違いなさそうだ。ただし、株主優待で「QUOカード」などの金券類を大盤振る舞いすることを発表しても、短期間で「廃止」となることも多いので、権利を獲得したあとも開示情報のチェックは怠らないようにしよう。 　リビン・テクノロジーズは不動産査定サイト「リビンマッチ」の運営などを手掛ける企業。2025年9月期(通期)の連結業績予想は、売上高が36億円(前期比0.8％増)、営業利益が1億5000万円(前期比27.5％減)、経常利益が1億5000万円(前期比28.3％減)、親会社株主に帰属する当期純利益が1億円(前期比12.3％減)。 　■リビン・テクノロジーズ 　業種 　コード 　市場 　権利確定月 　情報・通信 　4445 　東証グロース 　3月末・9月末 株価(終値) 　必要株数 　最低投資金額 　配当利回り 　1370円 　200株 　27万4000円 　ー 　【リビン・テクノロジーズの最新株価・優待の詳細はこちら！　】 　※株価などのデータは2024年12月2日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 ※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資金額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。