コンビニはしごして飲酒運転…缶ビール3本購入し飲酒後にブロック塀に衝突 過去に飲酒運転“600回”繰り返す 和歌山県が職員を懲戒免職
和歌山県は、食品・衛生課に所属する43歳の職員が今年5月に和歌山市内のコンビニエンスストアで缶ビールを購入し飲酒した状態で車を運転し、その後駐車場のブロック塀に衝突する事故を起こしたとして、懲戒免職処分にしたと発表しました。 懲戒免職処分となったのは、県の食品・生活衛生課主査の職員(43)です。 県によりますと、職員は今年5月24日午後3時半過ぎ、車でコンビニへ赴き、500ミリリットル入りの缶ビール3本を購入し、車内で酒を飲み、酒気帯び状態で運転をしたうえ、市内にある駐車場のブロック塀に衝突する事故を起こしたということです。 県によりますと、警察による呼気検査の結果、1リットルあたり、基準値の2倍以上を超える、約0.4ミリグラムのアルコール分が検出され、免許の取り消し処分を受けたということです。 警察は職員を酒気帯び運転の疑いで書類送検し、和歌山区検は10月18日付で職員を不起訴処分(起訴猶予)としています。 県によりますと、職員は2019年秋ごろから、去年9月ごろまで、今年3月下旬から今年5月までの間に、週に2回程度、あわせて600回程度、市内のコンビニで500ミリリットル入りの缶ビールなどを購入したうえ、車内で飲酒した後に酒気帯び運転を常習的に繰り返していたということです。