「ワンマンショーだ!」15連敗を阻止した大谷翔平の12号2ランに米記者も熱狂! 二刀流での活躍を「当たり前だと思ってはいけない」
今季初のリアル二刀流弾に現地も熱狂に包まれている。 現地時間6月9日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたボストン・レッドソックス戦に「2番・DH兼投手」で先発。今季10度目の投打同時出場となったなか、打撃では逆転の12号2ランを放つなど、4打数2安打2打点1本塁打の大活躍を見せた。 【動画】連敗脱出へ自ら援護! 大谷が放った圧巻の12号2ランをチェック 最大の見せ場は、1点ビハインドで迎えた5回無死一塁の場面だ。第3打席に入った大谷は、先発右腕ニック・ピベッタが投じた3球目の直球を強振する。勢いよく飛び出したその打球は、センターの頭上を越えてスタンドイン。“投手・大谷”を自ら援護する豪快アーチとなった。 10試合ぶりに飛び出したこの一発には、現地も大興奮。エンジェルス公式ラジオ局のキャスターを務めるトレント・ラッシュ氏が、「ワンマンショーだ!」と公式ツイッターで反応。「オオタニの2ラン!エンジェルスが2対1で逆転。オオタニの12号だ!」と呟いている。 さらに、“大谷マニア”として知られる米放送局『Fox Sports』のベン・バーランダー氏は、「これは驚くべきことだ。彼はマウンド上で圧倒し、本塁打を打っている。これを当たり前だと思ってはいけない」とツイート。改めて二刀流パフォーマンスの凄さを実感したようだ。 なお、投げては7回4安打1失点の好投で今季4勝目をマーク。チームは5対2で勝利し、5月25日のテキサス・レンジャーズ戦から続いていた連敗は「14」でストップした。 構成●THE DIGEST編集部