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戦後75年「家族がいて笑顔を見ることができる」 いま平和をかみしめる人々の体験 忘れえぬ味は「ドーナツ」「麦の粥」

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中京テレビNEWS

 あの時食べた忘れられない味、って誰にもありますよね。  75年前に食べたドーナツの味がずっと忘れられないという男性。10歳のときの体験です。

 “忘れられない味は、なんですか?”。街の人に聞きました。 「おばあちゃんの家に帰省した時にいつも大きいスイカを用意してくれていて、みんなでワイワイ食べた楽しい記憶とか。おなかいっぱいになるまでスイカを食べた満足感とかを思い出す」 「家族で作ったお好み焼きですかね。子どもでもいじれるじゃないですか、コテを使って」(街の人)  その味も、世代が変わるとちょっと違うようで… 「チョコレート」(年配の男性)  そう話す男性の忘れられない味は、“終戦直後”の味。 「(食べた後でも)銀紙のにおいをかぐとチョコレートのにおいがして。そりゃ格別ですわ、銀紙を鼻につけて歩いていた」(年配の男性)  今も街に残る、戦争の記憶。

 10歳の時に食べたドーナツの味が忘れられない、という男性は…。 「すごくうれしいというか…何もかも忘れちゃうくらい、うれしい味」(後藤幸夫さん)  再開発が進む名古屋駅の周辺。 「もうちょっと薄暗い全体的にこんな明るさがなかった」(後藤幸夫さん)

 そう語るのは、後藤幸夫さん(85)。10歳の時の体験を語ってくれました。  後藤さんが向かったのは、駅の西側にある神社「椿神明社」。 「木もこんなに成長したんだから…。石垣、このあたりも変わっていない。これは当時のまま」(後藤さん)

 境内は、75年前からずいぶん様変わりしているようです。というのも、現在この神社もリニア開業に伴って移転工事の真っただ中。  後藤さんは75年前、ここで野宿をしたことがあるんだそうです。 「手洗い場があるね、その向こうが軒下みたいになっていた。縁台みたいに台があったと思う。その下で(野宿した)。店の前で寝ると邪魔くさいので(怒って)警察に連絡されると、路上生活者狩りみたいなのをしてみんな連れて行った。私みたいな子どももいると警察に連れられちゃう」(後藤さん)

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