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「ノートパソコンに付ける内蔵SSD」おすすめ5選 古めの機種でも換装で快適さアップ!【2020年M.2編】

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 パソコンを動かす上で欠かせないOS(オペレーティングシステム)や、さまざまなデータを保存する「ストレージ」。最近では、データの保存に半導体(メモリ)を用いる「ソリッドステートドライブ(SSD)」を使う機種が増えてきました。  SSDのメリットは、何よりもデータの読み書きが速いことにあります。最近のノートパソコンでは「M.2(エムドットツー)」と呼ばれる規格の基板を使ったSSD(以下「M.2 SSD」)を採用するケースも増えています。  基板とはいえ、ノートパソコンの構造によってはM.2 SSDは取り換える(換装する)ことも可能です。取り換えることによって、容量を増やしたりさらに動作パフォーマンスを改善したりすることもできるのです。  この記事では、ノートパソコンに搭載できるM.2 SSDについて、取り換える上で気を付けるべきポイントと、それを踏まえたおすすめの商品をいくつか紹介します。  なお、シリアルATA(Serial ATA、SATA)規格に準拠した2.5インチサイズのSSDについては、別の記事でまとめています。

おことわり

 ストレージの換装(交換)は、メーカー保証の対象外となる場合があります。また、パソコンの設計(構造)によっては換装が不可能、あるいは可能でも困難なケースもあります。  お手持ちのパソコンにおけるストレージの換装は、自己責任のもと行ってください。

実はかなり重要 対応する「通信規格」をチェック

 M.2基板のサイズには、幾つかの規格があります。超コンパクトサイズのノートパソコン(UMPC)でない限り、M.2 SSDを搭載するノートパソコンでは「Type 2280(幅22mm×長さ80mm)」という規格の基板を採用しています。それに合わせて、市販されているM.2 SSDもタイプ2280基板がほとんどです。  特殊な例外を除けば、M.2 SSDの“サイズ”で悩むことはないと思います。  一見すると、M.2 SSDはみんな同じような形状をしていますが、パソコンとデータをやりとりする方法(通信規格)が幾つかあり、パソコンが対応する規格に合わせて適切なものを選ぶ必要があります。  M.2 SSDの通信規格には、大きく以下の3つがあります。自分のノートパソコンがどの規格に対応しているのか確認した上で検討しましょう。 Serial ATA(シリアルATA、SATA)  2.5インチSSDでも使われている通信規格で、容量当たりの価格が手頃なことがメリットです。一方で、後述する2つの通信規格と比べるとデータの読み書き速度が遅いことがデメリットです。  「安くて大容量なSSDがほしい」という人や、後述する理由から2015年までに登場したM.2 SSD対応ノートパソコンのパワーアップをしたい人は、この規格のM.2 SSDをおすすめします。 PCI Express NVMe  「NVMe(NVM Express)」は、パソコン内部のデータのやりとりで使われる「PCI Expressバス」の高速さを生かすべく生まれたストレージ用通信規格です。この規格に準拠したM.2 SSDは2016年頃からハイエンドなノートパソコンから搭載が始まり、現在ではミドルレンジのノートパソコンでも広く使われるようになりました。  メリットは読み書きが超高速なことにあります。ハイエンドなNVMe規格のM.2 SSDなら、読み込みは毎秒3GB、書き出しは毎秒2GBを超える速度が期待できます。  デメリットは、SATA接続のものと比べると容量当たりの価格が高いことと、発熱量が大きいことです。本体内の空間が狭いノートパソコンでは、発熱量が大きいものを選ぶと、SSDが自らの発熱を抑えるに読み書きを遅くする「サーマルスロットリング」が頻発する恐れがあります。  ただし、最近は読み書き速度を毎秒1.5GB程度にとどめることで価格を抑えたものや、ノートパソコンへの搭載を想定して発熱量を抑える工夫をしたものも増えています。  「動画の編集をよくする」「GB(ギガバイト)単位のデータを扱うことが多い」という人におすすめです。なお、NVMe規格のM.2 SSDに対応するノートパソコンの多くはSATA規格のM.2 SSDにも対応しています。 PCI Express AHCI  NVMe規格が普及する以前は、「AHCI(Advanced Host Controller Interface)」という規格を使ったPCI Express接続のSSDが存在しました。  2015年頃までに登場した「PCI Express接続SSD搭載」をうたうノートパソコンは、AHCI規格に準拠したM.2 SSDを搭載している可能性があります。AHCI規格とNVMe規格には互換性がないため、AHCI規格にのみ対応するノートパソコンにNVMe規格のM.2 SSDを載せても使えません。  現在、AHCI規格に準拠したM.2 SSDは入手困難です。入手できたとしても、NVMe規格のものよりもさらに高価です。古めの「PCI Express接続SSD搭載」ノートパソコンのSSDを交換する場合は、速度に目をつむってもSATA接続のものを選ばざるを得ない状況にあります。