レアル中井だけじゃない! 10代の欧州日本人サッカー選手10人(8)。超異例! Jデビュー→欧州移籍。オーストリアで大活躍のアタッカー
レアル・マドリードの下部組織でプレーする中井卓大をはじめ、海外でプレーする10代の日本人選手は珍しくない。そこに至るまでのキャリアは様々で、高校卒業とともに欧州に渡った選手もいれば、幼少期から住む国でプロを目指す選手もいる。今年4月に掲載した前回に引き続き、海外でプレーする10代の日本人選手を紹介する。
二田理央(にった・りお) 生年月日:2003年4月10日(19歳) 所属クラブ:ヴァッカー・インスブルック 19歳の二田理央は現在、オーストリア2部のヴァッカー・インスブルックに籍を置いている。サガン鳥栖U-18出身で、昨年6月18日に2種登録、その5日後の横浜F・マリノス戦でJリーグデビューを果たした。その1週間後にプロ契約を結び、翌月には、ヴァッカー・インスブルックU-23への期限付き移籍が発表された。 174cmと上背はないが、スピードを活かした動き出しからゴールを狙う。オーストリア3部リーグでは19試合21得点と大活躍を見せ、シーズン後半には同国2部のトップチームでも5試合1得点という数字を残した。シーズン終了後には第48回モーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)に臨むU-19日本代表にも選出され、3試合に出場している。 インスブルックへの期限付き移籍期間は今月まで。異色の経歴を歩む19歳はどのような選択をするのだろうか。
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