「いや凄すぎww」「圧倒的センス」“キノコの森”を作ってしまう技が、多くを魅了した!
切り株を一から丁寧に組み立てて、最後にはキノコがひょっこりと顔を出す。可愛らしく神秘的なその姿に、多くの人が虜になっています。Twitter上では、1万8千を超えるリツイートと8万近い「いいね」が寄せられています。【BuzzFeed Japan / 稲井 清香】
BuzzFeedは、投稿者である樋口さん(@kinocorium)にお話を聞きました。
フリーランスでWEB制作などの仕事をする傍ら、2015年から「きのこリウム」を趣味として始め、SNSで作品を公開してきた樋口さん。 最近では展示会での実物展示や、ワークショップの開催、栽培キットの販売を通じて、きのこリウムの魅力を一般の人に広める活動をしています。そして、今回の投稿もその一環だったそうです。 「作品が出来上がったらTwitterでアップしています。最近では皆さんにもぜひ作って楽しんでいただきたく、作り方の動画をYouTubeにも投稿しています」
「きのこリウム」って何だろう?
ところで、「きのこリウム」とは一体どんなものなのでしょうか。 「今流行りの『苔テラリウム』の中で、キノコも生やしてしまおうという欲張りなテラリウムです」 ガラスの中に小さな森を再現したかのような可愛らしい世界に、キノコも生やして「きのこリウム」が完成するのです。 切り株を作るところから苔やキノコが定着するまでに、約3カ月かかったといいます。 「苔の成長はとても遅く、長い年月をかけて成長するのに対し、キノコは約1週間程度で成長し、その後すぐに枯れていってしまいます」 「成長のコントラスト『静と動』を観察することができるのがきのこリウムの醍醐味だと思っています」
実際に作ってみたい!
今回の投稿には、「面白そう!」「やってみたい」など「きのこリウム」に挑戦してみたいという声も集まっています。 樋口さん自身も、「キノコが苔の間からひょっこり顔を出した時の感動はとても大きなものです。みなさんにも是非この感動を味わっていただきたいです」と話します。 そこで、切り株を作る際にオススメの木を聞いてみました。 「バージンコルクと呼ばれるコルクガシの樹皮を使用しています。腐りにくく、また表面に凹凸があるので苔を活着させやすいです」 「園芸店やインターネット通販で入手することができます」
「おうち時間」のおともに....
「たくさんの人に『癒やされた』と言っていただけたことがとても印象に残っています。このご時世ですから、キノコを見て少しでも心安らかに過ごしていただけたことを嬉しく思います」と、今回の大きな反響を振り返ります。 「日々刻々と成長するキノコを自宅に居ながら観察することができる『きのこリウム』はまさに今の時期にピッタリの趣味だと思います!」 材料も手に入りやすいようですし、おうちにいる時間が長い今、可愛らしいキノコで癒されてみてはいかがですか?