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介助犬がいれば生活が改善する人は約1万5000人 でも全国に62頭しかいない…「もっと知ってほしい」 漫画家の思い

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中京テレビNEWS

  “62頭”という数字、何の数だかわかりますか?実はこの数字、手足に障害がある人の生活を助ける“介助犬”数です(2020年4月厚労省調べ)。  1000頭を超える盲導犬に比べ、わずか62頭と少ない介助犬。  そんな介助犬を広めたいというこの地方の漫画家から、中京テレビ「あなたの真ん中取材班」にメッセージが寄せられました。 「介助犬を皆さんに知っていただくために、漫画学科の学生さんにお手伝いしていただき漫画を制作しています」  漫画を通して介助犬を広める取り組みを取材しました。

 手足の障害をもつ人の生活を助ける介助犬。  着替えを手伝ったり、携帯電話をとったりと、その仕事は様々です。  しかし、現在国内で活躍する介助犬はわずか62頭。  介助犬によって生活が改善する人は約1万5000人にのぼるといわれ、その認知が追いついていないのが現状です。

 そんな介助犬の存在を広める活動をする漫画家が、東海地方にいます。  愛知県長久手市を拠点に活動する漫画家コンビの真希ナルセさんです。 「盲導犬に比べてすごく数が少ないというのは聞いていた」(真希さん) 「60頭ぐらいしかいない」(ナルセさん) 「介助犬をもっと知ってもらいたい」(真希さん)

 2人が描く「介助犬ライカ!」はラブラドール・レトリバーの「ライカ」と、新米ドッグトレーナーが、様々な人と出会い困難を乗り越えていくというストーリーです。  介助犬のマンガを描くきっかけとなったのは、2人が飼う犬でした。  飼い犬の脳に障害があり、生活に苦労する一方、気づけばそんな姿が愛おしく思えるようになったといいます。 「体の不自由な方が、犬がいて外に出ようとか、そういう気持ちもものすごく痛いほどわかる。それはものすごく共感する」(ナルセさん)

 少しでも多くの人に介助犬のことを知ってほしい。  そんな2人がこの日いたのは、マンガを学ぶ専門学校の一室。  実はこのマンガ、真希ナルセさん2人だけではなく、専門学校の生徒たちも制作に参加しているのです。 「ただマンガができあがって、HPで読めますというだけでは、たぶんなにも伝わらないのではと僕たちも危惧しているところがありました。関わった人たちが補助犬のことに興味をもったりできれば一番いいのかな」(ナルセさん)  少しでも多くの人に知ってもらうために、制作にもたくさんの人に関わってほしい。  生徒たちも、プロの漫画家と制作に取り組める環境で、その腕を挙げているといいます。 「建物を描けるようになってきたので、やらせていただけてうれしいです」(名古屋デザイナー学院の生徒) 「実践でやっていくということが、学生には一番ためになっていく。それでいて福祉の事、社会貢献に携われる」(名古屋デザイナー学院・青山とまり先生)

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