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コロナ禍で変化?住みたい街1位に本厚木

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日本テレビ系(NNN)

Nippon News Network(NNN)

「借りて住みたい街ランキング」が発表されたのですが、新型コロナウイルスの感染拡大から半年が経ったいま、賃貸住宅をめぐってある変化が起きています。    ■“借りて住みたい”街 1位は本厚木 コロナとともに生きていく「ウィズコロナ」の生活が長引く中、人々が住みたい街にも大きな変化が出てきました。住宅情報サイト・ライフルホームズが発表した、借りて住みたい街ランキングです。“買って住みたい”街ではなく、“借りて住みたい”街のランキングです。  賃貸不動産に関する問い合わせの内容を分析して、人々が住みたいと思う街に、新型コロナウイルスがどう影響しているかをランキング形式で発表しました。    まず、3位は大宮(埼玉)、2位は葛西(東京)でした。そして1位は、神奈川県の本厚木です。    前回の発表はまだコロナが流行する前の、今年2月でした。トップ5で前回の順位を見てみますと、池袋は1位でしたが、今回は5位になっています。ちなみに住みたい街で人気の吉祥寺は21位でした。    今回1位になった本厚木に住む人たちはどう思っているでしょうか。    「あんまり人気ないと思ってたから意外」  「びっくりしました。本厚木って友達に言ってもあんまり知らないって人が多かったので、これを機会に知ってもらえたらなと」  「車でちょっと行くと川だったり山だったり自然がいっぱいあるので、子供にもいいかなと思う」    本厚木は、駅周辺に大型商業施設などがあるので、生活に必要な物が一通りそろう便利さがある一方で、10分ほど離れると閑静な住宅街が広がる、繁華街と住宅地のバランスが取れた街なのです。上位の街には、実は共通点があります。  それは、「乗り換えなし」で都心にアクセスできること。本厚木駅は、小田急線で新宿まで50分ほど。2位の葛西は大手町まで20分。3位の大宮は池袋まで25分。本厚木や大宮は始発だと座れる可能性も高いです。     ■「ウィズコロナ」で住まいを選ぶ際に重視するポイント   ここで見えてくるのは、コロナによって住まいに求めるもの、選ぶ際に重視するポイントが変わってきたということです。  これまでは駅から近いことと、通勤距離が短いことが、賃貸住宅選びの大事な要素だったのですが、リモートワークが増えたことで、都心から少し離れても電車を乗り換えずに済む場所や、大きな商業施設がある郊外のターミナル駅のような生活の利便性がいいところを重視するようになりました。    都心で働く人からはこんな声が聞かれました  「家で集中して仕事ができるような部屋はひとつほしいなというのはだいぶ思いますね。引っ越しもちょうど今考えてて」  「今まではより勤務地に近いとか、出勤にかける時間をできるだけ短くというのが選択肢の中のひとつにあったんですけど、そこは優先順位が下がるかも」    中には引っ越しを考えている人もいたのですが、実際、家賃の相場もこんなに違います。例えば前回1位だった池袋の家賃相場は1DKで平均12万円。しかし、リモートワークをするには仕事用にもうひと部屋ほしいところ。本厚木だと3LDKの物件に平均11万円で住めるのです。    ■千葉の郊外エリアで、八街、姉ヶ崎、大網も問い合わせ増加   コロナ後に問い合わせが増加したところを見ると、上位は千葉の郊外エリアで、八街、姉ヶ崎、大網などです。  リモートワークの浸透によって、会社に毎日通わなくてよくなったことで、海の近くや自然環境が豊かなエリアが好まれるようになりました。  その一方で、問い合わせが減少したのはすべて東京エリアでした。秋葉原などの都心や、新宿、高田馬場などの「学生街」。大学がほぼオンライン授業になったため、大学の周辺や沿線に住む必要がなくなったということです。    ランキングを発表したライフルホームズによりますと、コロナ禍のリモートワークによって賃貸市場に変化が見られた背景には、まずは郊外に賃貸で住んでみて気に入れば「購入」へ、という人が一層多くなったということです。    コロナによるリモートワークの普及で、人々が住環境に求める価値観そのものが大きく変化していることがわかります。  個々の価値観に応じて住む場所の選択肢が増え、より豊かな生活につながるのであれば、歓迎すべき変化と言えるかもしれません。  (2020年9月11日 16時ごろ放送 news every.「ナゼナニっ?」より)

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