救急受け入れを12日まで停止に 入院患者と医師ら3人の新型コロナ感染を受け 岐阜県総合医療センター
5日、1日としては過去最多となる98人の新型コロナウイルス感染が確認された岐阜県。 このうち3人は岐阜県総合医療センターの入院患者と職員で、センターは救急受け入れを停止することにしました。 70代の入院患者は先月31日、救命救急センターへ搬送され、翌日に入院しましたが、その後、通っていたデイケア施設で新型コロナの感染者が出たことが分かったため検査をしたところ、陽性だったということです。 医療センターでは、この患者と接触が疑われる職員と患者計205人に対して検査を行っていて、これまでに救命救急センターの女性看護師と脳神経内科の男性医師の感染が確認されました。 これを受け医療センターは、救命救急センターについて、ICUを除き12日朝まで救急受け入れを停止することにしました。 岐阜県の古田肇知事は「一段フェーズがかわりつつある」と話し、引き続き警戒を呼びかけています。