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カップ惣菜、形態改良で新需要獲得へ 深い容器に大きめ具材、縦置きでフェース増狙う

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食品新聞

袋惣菜の市場が頭打ちの一方、カップ惣菜は容器がそのまま使える利便性などが支持され伸びている。こうした中、メーカーは具材のボリューム感や売場効率の向上など、容器形態を変えることで新たなメリットを打ち出した新商品を投入。さらなる拡大を狙う。 フジッコはカップ惣菜『おばんざい小鉢』に初めて、1Pの商品を加える。同シリーズは和惣菜やサラダなど、2Pの商品を10種類前後展開してきたが、今回1Pとして「蓮根ごぼう」(68g)、「ふきたけのこ」(80g)、「玉こんにゃく」(87g)の3品を発売。縦横のサイズは既存の2Pと同じだが、容器が深くなる分、大きな具が使える。今回は調理に手間のかかる根菜や玉こんにゃくを使用する。 「手作り感とボリューム感のある主菜を、手間をかけずに用意したい層」(同社)をターゲットにする。パッケージ写真でも具の“ごろっと”感をアピール。首都圏・近畿エリアの限定販売。小売価格は各218円(税抜)。 また、同ブランドのサラダは和風にアレンジし刷新する。例えば、「ごぼうサラダ」はマヨネーズを減らし、昆布とかつおのだしを加えた。また、新商品として女性に人気の素材を使った「ひじきと豆のサラダ」(50g×2、218円税抜)を発売。いずれも、百貨店の惣菜売場などで和の素材を使ったサラダが増えていることに対応したものだ。

マルヤナギ小倉屋はカップ惣菜『あしたのおかず』シリーズの容器をリニューアル。従来の横型から縦型に変更した。スリム化することで売場の棚効率を高める狙いだ。例えば2尺の棚であれば、従来4フェースだったものを5フェース並べることができる。 また、裏ラベルの一部を切り取り、フタを止めるシールに利用できるようにした。同シリーズの内容量は80~100gで、「商品ボリュームが支持されている」(同社)。少量ずつ分けて食べる購入者も一定数おり、「保管する際の利便性向上につなげたい」としている。 新商品としては和惣菜の中でも人気の高いごぼうを素材にした「牛そぼろごぼう」を発売。ごぼうの皮を残して風味を生かし、粗挽きの牛ミンチと甘辛く仕上げた。他のシリーズ商品と同様、化学調味料と保存料は不使用。80gで小売価格218円(税抜)。

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