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窪塚洋介、人気絶頂期の転落事故は「ギフト」 今年の目標はYouTubeで腸活啓蒙

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ABEMA TIMES

 「落っこちてよかったって、今は腹の底から思える」。俳優の窪塚洋介が40代に突入してたどり着いたのは「過去は消せないけれど、イメージは変えられる」というポジティブな気づき。人気も集めて仕事も順調だった2004年6月6日、自宅マンションから転落して重傷を負った。俳優としても、まさに転落。しかし長いオーディションの末に掴んだマーティン・スコセッシ監督のハリウッド大作『沈黙』(2016)から再び、息を吹き返してきた。角川春樹最後の映画監督作と銘打たれた『みをつくし料理帖』(10月16日公開)では、驚くほどの安定した演技で重要な役割を果たしている。血気盛んだった20代。窪塚は当時をどのように俯瞰しているのか。

 「池袋ウエストゲートパーク」『GO』『ピンポン』『凶気の桜』。2000年代前半の窪塚は若きカリスマ然としていた。丸刈り姿は当時のトレンドに対するアンチテーゼのようにさえ見えた。「たしかに世の中が自分の一挙手一投足に反応しているような感覚はありました。今思えば非常に稀有なことだとわかるんだけれど、当時の自分がそれを一番わかっていなかった。まだまだ道半ばだと思っていたし、まさかその後にマンションから落っこちるなんて」と苦笑する。  自由奔放に我が道を歩いていた窪塚も、重傷を負った転落事故後はさすがに急ブレーキをかけざるを得なかった。所属していた事務所からの退所や離婚も経験。「転落した後はさすがにヒヨりました。それまで『今が一番いい!』と思って生きてきたけれど、本当に今が一番いいって言えるのかよ!?って。自問自答の連続」と苦悶した期間は案外長かった。

 たしかに失ったものは大きい。転落事故は負の記憶だろう。だがその経験を経たからこそ、見えたものや変化したものもある。レゲエや音楽を通して繋がった新たな世界と新たな仲間、転落事故から約10年後に訪れたハリウッドデビュー作『沈黙』という大きな切符もそう。過去なくして現在はないわけだ。  「過去に起こったことは消せないけれど、イメージは変えられる。そう考えるとすべてがかけがえのない過去になって、前に進む力になる。だからこそ落っこちてよかったと、今は腹の底から思える。いい事も悪いことも含めて自分らしい生き方だった。ピンチはチャンスとよく言うけれど、本当にやべえときってすげえよくなるときのためのギフトなんです」とさっぱりした表情だ。

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