関学が甲子園ボウル出場逃す 連覇6でストップ アメフト大学選手権
アメリカンフットボールの全日本大学選手権は30日、東京都江戸川区のスピアーズえどりくフィールドで準決勝1試合があり、関西学院大(関西2位)が法政大(関東1位)に延長タイブレークの末敗れた。関学大は史上最多の6連覇中だった決勝「三菱電機杯 第79回毎日甲子園ボウル」出場を逃し、7連覇はならなかった。 【写真】試合に勝利し、喜び合う法政大の選手たち 試合は17-17の同点のまま、第4クオーターが終了。延長タイブレークでは、先攻の法大がフィールドゴール(FG)を成功。後攻の関学大がFGを外して、3ー0で決着した。 全日本大学選手権はこれまで全国8地区の優勝校によるトーナメント方式で行われていたが、今年から関東と関西の両地区はリーグ戦の上位3校が出場できるようになった。「東西対決」の色合いが強かった決勝の甲子園ボウルも「日本で最も強い2校の対戦」に様変わりし、史上初めて「関西対決」「関東対決」が実現するかどうかも注目されていた。 法大は12月15日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われる決勝で、18年ぶりの学生日本一を目指す。準決勝の残り1試合は12月1日に大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、立命館大(関西1位)と早稲田大(関東2位)が対戦する。【玉井滉大】