那須雪崩事故の教訓を残そうと遺族が講演
2017年に那須町で高校生など8人が死亡した雪崩事故を受けて、毎年行われている講演会で亡くなった生徒の遺族が改めて事故や再発防止策について思いを語りました。 この講演会は、全国で雪崩事故防止の啓発活動を行っている「雪崩事故防止研究会」が主催しているものです。 那須雪崩事故の教訓を残そうと事故の翌年(2018年)から県内で毎年開いていて今年で7回目となりました。 悲痛な胸の内を語ったのは、当時17歳の譲さんを亡くした母親の浅井道子さんです。 道子さんは事故の後、譲さんと同じことを経験したいと、大田原高校の山岳部の生徒らと山に登っていて高校生が部活動で登山をする教育的な意義を強く感じたといいます。 雪崩事故を巡っては、元引率教諭ら3人に禁錮2年の実刑判決が出ましたが、3人は判決を不服として控訴しています。
とちぎテレビ