【高校サッカー選手権】初の連覇目指す青森山田はGKだけで13人…部員200人以上の厳しい競争!この冬はハードワークの“寮長”と精度抜群の“心臓”に注目!
今月28日に開幕する全国高校サッカー選手権大会です。 連覇を目指す青森山田の強さに迫ります。 ★「ここで試合終了のホイッスル!青森山田2大会ぶり4回目の全国優勝!」 前回大会3842校の頂点2大会ぶり4度目の日本一に輝いた青森山田。 これまで連覇を成し遂げたのは7校。 2000年、2001年の国見高校以来となる初の連覇がかかります。 青森県大会では八戸学院野辺地西高校との8年連続となる決勝を制し、28連覇を達成しました。 決勝でゴールアシスト、PK獲得の3得点全てに絡む活躍を見せた9番・石川大也選手はストライカーながら前線からの守備に手を抜きません。 ★解説 「正木監督のストップがかかったんじゃないですか走り過ぎて」 ★実況 「石川は倒れるまで走るから監督・コーチのほうで制限してあげないといけない」 ★解説 「やりきった顔してますね」 ★実況 「そんなハードワークの鬼」 石川選手のハードワーク魂が培われた背景にあるのは… ★青森山田 9番 石川大也選手 「プレミアの試合を(Aチームのリーグ戦)自分はベンチ外っていう形で最初は見ていて、そこにどうにかして食い込んでやろうって気持ちもすごくありましたし、何をしたら上に行けるのかっていうのを常に考えてこの1年やってきた」 北海道から沖縄まで全国各地から部員が集まる青森山田。 100人以上在籍する寮の代表「寮長」を務めるなど私生活の模範生徒でもある石川選手はハードワークを武器にBチームからエースに成長しました。 ★青森山田 9番 石川大也選手 Qモットーは? 「誰からも応援されるような選手」 「日常生活のところであったり挨拶であったりサッカーだけじゃなくて『人として』っていうところもこの高校に入ってさらに積み上げてやってこられた」 全国大会開幕まで3週間に迫った今月6日。 雪かきをした上からも容赦なく雪が降り積もるグラウンドを練習前に選手全員で整えます。 全国屈指の強豪・青森山田は部員200名を超えゴールキーパーだけでも13人。 AからDチームまでカテゴリーが存在し練習後にもトレーニングに励みトップチームへの昇格を目指します。 監督から「今年のチームの心臓」と呼ばれる7番・川口遼己選手は今シーズン開幕の3日前に初めてAチームの練習に参加しました。 ★青森山田 7番 川口遼己選手 「自分の1番の武器は技術力であったりキックのところでチームでは1番自信ある」 「練習後に自主練で本数を蹴るっていうのを意識して納得いくまで蹴るっていうのは決めています」 ハードな練習後にも自主練習を欠かさず磨いたキックは精度抜群。 高校年代最高峰のプレミアリーグでは8ゴールが川口選手のコーナーキックやフリーキックから生まれています。 青森の冬を味方に鍛え上げ3年間の寮生活で培ったチームワークで初の連覇をめざします。 初戦は今月31日。 相手は6年連続30回目の出場の強豪山口県代表・高川学園です。