【夫婦のお財布事情】4つの家計管理パターンでみる、「意外なデメリット」とは
お小遣いの平均はいくら?
最後に、お小遣い制にしている家庭のお小遣いの金額について、新生銀行が行った「2019年サラリーマンのお小遣い調査」からご紹介しましょう。 ・男性会社員の平均お小遣い額 3万9,419円 ・女性会社員の平均お小遣い額 3万3,854円 <男性会社員のライフステージ別平均お小遣い額> ・未婚者 4万6,741円 ・既婚・子どもなし(共働き) 3万6,908円 ・既婚・子どもなし(主婦・無職) 3万867円 ・既婚・子どもあり(共働き) 3万2,977円 ・既婚・子どもあり(主婦・無職) 3万5,965円 (出典:「2020年サラリーマンのお小遣い調査詳細レポート」新生銀行グループ) 男性も女性も平均が3万円台ということで、想像していた金額より多かったでしょうか、少なかったでしょうか。ライフステージ別にみると、独身の方がお小遣いは多くなっています。結婚後は家族のためにお小遣いセーブすることになるのは致し方ないのかもしれませんね。 各家庭それぞれにマッチした家計管理の方法があると思いますので、どれが正解ということはなく、今まで問題なく管理ができているのであれば、それを続けていくのがいいと思います。しかし、やりづらい、どちらかに負担がかかり過ぎる、問題が発生した、などということがあったら、ここで紹介している別の方法を試してみるのもよいでしょう。夫婦で充分なコミュニケーションを取り合って、スムーズな家計管理ができるといいですね。 参考 「<若年夫婦・熟年夫婦の実態を発表>夫婦間の隠し事1位は「お金関係」。半数以上が貯蓄額を正確にパートナーに伝えておらず、若年夫婦のサバ読み額は50万円!」松井証券株式会社のプレスリリース 「新婚生活実態調査」リクルート ブライダル総研 「2020年サラリーマンのお小遣い調査詳細レポート」新生銀行グループ
石倉 博子(ファイナンシャルプランナー)