「がぶ飲み」できるエナジー炭酸で中高生に訴求
ポッカサッポロフード&ビバレッジの「がぶ飲み」ブランドは「ココロ、解放炭酸」という新ブランドメッセージを掲げ、オンリーワンブランドへ進化を図る。“がぶ飲みできるエナジー炭酸”の「がぶ飲みエックスフリーダムエナジー」を2月15日から新発売した。また「がぶ飲みメロンクリームソーダ」を刷新し、メーンユーザーの中高生との絆を深めるため、同ブランドらしい“楽しさ”を提案する。 2020年の同ブランドは、飲料総市場がコロナ禍による厳しい状況下、前年比14%増と伸長している(数量ベース・同社調べ)。この伸長要因を室晃司価値創造飲料事業部副部長は「PETエナジー炭酸飲料がブランドをけん引した。SNSなどでは“ジェネリックエナジードリンク”とつぶやかれるなど、男子中高生から大きな支持を得ることができた。加えて、ターゲットの中高生に『突き抜けた物性価値』と『突き抜けた気分価値』を提供するブランドとしてのリブランディングが奏功したのではないか」と語る。 「突き抜けた物性価値」とは”特徴的なフレーバーや液色がカラダを解放してくれる”ことで「突き抜けた気分価値」とは、「がぶ飲み」らしい楽しさがココロをアゲ、思春期の悩みや疲れを吹き飛ばす(=ココロの解放)ことだという。 新発売する「がぶ飲みエックスフリーダムエナジー」(500mlPET/希望小売価格140円・税別)はナイアシン、ビタミンB6・B1、カフェイン配合・アルギニンが入った現代的なエナジードリンクの味わいを強炭酸で楽しめる。「がぶ飲みできるエナジー炭酸」として新提案する。緑色の液色やパッケージに配置した「エックス」の光の中に取り込まれるようなデザインが特徴だ。 室副部長は「現代の中高生の青春は、コロナ禍やスマートフォンの浸透から、友達とデジタルでつながっている現状がある。デジタルコミュニケーションとして、ターゲットと親和性の高いスマートフォンアプリ『モンスターストライク』とコラボレーションし、SNSやゲーム、店頭販促を連動させたコミュニケーションを実施していく」と語った。
日本食糧新聞社