【朝日杯FS われかく戦う】京王杯2歳S勝ち馬パンジャタワーはさらなる距離延長 橋口慎介調教師「十分にチャンスがあると思います」
「一番、後ろから馬なりでついていってという指示。思ったような調教ができて、相変わらず動きはよかったです。前回もよかったですけど、今回もすごくいい状態をキープできています」
──厩舎は2018年グレイスフルリープ(JBCスプリント)以来のGⅠ制覇が懸かる。
「初めから関わってきた馬で勝てたら、それはまたうれしいですね」
──父・弘次郎元調教師もローズキングダムで2009年に朝日杯FSを制した
「まだまだです。だけど、ちょっとずつでも、偉大な背中に近づけたら。厩舎も年を重ねるごとに、成績もよくなっているので、頑張りたいですね」
■橋口 慎介(はしぐち・しんすけ)1975(昭和50)年3月31日生まれ、49歳。滋賀県出身。父・弘次郎氏はJRAで991勝(うち重賞はGⅠ10勝を含む96勝)を挙げた調教師。99年10月にJRA競馬学校厩務員課程に入学。2000年4月に栗東・池添兼雄厩舎で厩務員、同11月から調教助手。15年に調教師免許を取得し、16年3月に前月に定年引退した父の厩舎を引き継ぐ形で開業。18年に父から引き継いだグレイスフルリープでJBCスプリントを勝ち、GⅠ級初制覇。9日現在、JRA通算2136戦202勝(うち重賞はGⅠ級1勝を含む4勝)。