体験型修学旅行で遊漁船が浸水 高校生5人を救助 広島・江田島
広島県江田島市は20日、修学旅行の一環で航行していていた遊漁船が浸水し、乗船していた高校生5人が救助される事故があったと発表しました。 【写真を見る】体験型修学旅行で遊漁船が浸水 高校生5人を救助 広島・江田島 江田島市によりますと、浸水事故を起こしたのは同市海生体験交流協議会が主催する体験型修学旅行プログラムに使用していた遊漁船です。 遊漁船は19日午前9時半ごろ、「船釣り」のプログラムのために高校生5人を乗せて同市沖美町の漁港を出港。そのおよそ1時間後に沖合で停船中に浸水が確認されたということです。 高校生5人と船長は、同プログラムで使用されていた別の遊漁船に救助されて無事でした。 浸水は遊漁船の故障によるものとみられていますが、詳しい原因は不明だということです。 船釣りのプログラムは、市が体験型修学旅行の一環として毎年、実施しているもので、江田島市海生体験交流協議会(市交流観光課)は「今回の事故発生を受け、船舶関係者等と協力し、より一層の安全管理の徹底に努め再発防止に取り組む」としています。
中国放送