「悪質で身勝手な犯行」能代市の男に懲役5年求刑 コンビニに押し入り現金奪って逃走 秋田
秋田テレビ
9月に秋田県能代市のコンビニエンスストアに押し入り、店員をナイフで脅して現金を奪い逃走したとして、強盗などの罪に問われている男の裁判が11日、秋田地方裁判所能代支部で開かれ、検察は被告に懲役5年を求刑しました。 強盗と銃刀法違反の罪で起訴されているのは、能代市元町の会社員・齋藤涼被告(22)です。 起訴状などによりますと、齋藤被告は9月、能代市内のコンビニエンスストアでバタフライナイフ1本を所持し、店員に突きつけて脅迫した上で現金4万5000円を奪った罪に問われています。 11日の初公判で齋藤被告は「間違っておりません」と起訴内容を認めました。 検察側は冒頭陳述で「被告は親族から借りた4万円を返済するために犯行に及んだ」と主張し、「悪質で身勝手な犯行で厳重な処罰が必要」として、齋藤被告に懲役5年を求刑しました。 弁護側は「被告は反省し弁償している。犯行に計画性や手口の巧妙さがない」などとして執行猶予を求めました。 判決は12月18日に言い渡される予定です。
秋田テレビ