福岡県北九州市出身の女子ラグビー日本代表選手が29日、一日警察署長に任命され、防犯や交通安全を呼びかけました。 小倉南警察署の一日署長に任命されたのは、北九州市出身で女子ラグビー日本代表のキャプテンを務める長田いろは選手（25）です。

年末特別警戒出発式(29日、北九州市小倉南区)

JRA小倉競馬場で開かれた「年末特別警戒出発式」には、警察や地元の防犯協会、消防団などから約300人が出席し、長田選手は事件や事故が多発するこの時期に、改めて防犯意識を高めるよう呼びかけました。

女子ラグビー日本代表　主将 長田いろは選手

◆女子ラグビー日本代表　主将 長田いろは選手 「ぜひ、ここにお集まりの皆様方が心を一つにして、ワンチームとなって、地域の安全・安心を子供たちやお孫さんの世代につなげていきましょう」 今年、小倉南区内では自転車やバイクなどが盗まれる事件の認知件数が10月末までに424件と、去年の同じ時期と比べて102件も増えていて、警察はさらに警戒を強める方針です。