増田伸洋が日本タイトルに王手「ジーっと頑張る」 2打差2位に手嶋多一
◇国内シニアメジャー◇TSUBURAYA FIELDS HOLDINGS ULTRAMAN CUP 3日目(5日)◇イーグルポイントGC(茨城)◇7102yd(パー72)◇曇り時々雨(観衆537人) 【画像】行けるか、マスターズ 雨のムービングデーに増田伸洋が首位を守った。序盤2番でボギーを先行させた後、5バーディを奪って「68」。アンダーパーを3日並べ、通算10アンダーの単独トップ立った。昨年の「すまいーだカップ」以来となるシニア2勝目に国内メジャー大会で近づいた。 ショットの調子に不満を抱えたまま、増田は忍耐強くプレーした。前日と向きが異なる強い風にも苦労しながら、「余裕はない。もう一生懸命。我慢しながら獲れるところを獲ろうと」必死にホールを消化。最終18番で残り160ydから7Iでピンそば2mにつけた2打目が、ようやく出た今週のベストショット。バーディフィニッシュで後続に2打差を付けた。 3週前の「日本シニアオープン」では首位に1打差の4位から出た最終日に「75」を叩いて8位。「この前みたいにバタバタしないように、ジーっと頑張ります」と辛抱を続ける。 8アンダー2位に2年ぶりのツアー優勝を狙う手嶋多一。宮本勝昌とジーブ・ミルカ・シン(インド)が7アンダー3位で3打差を追う。 大会2勝のプラヤド・マークセン(タイ)が6アンダー5位。フィールドベストスコア「66」をマークした横田真一が36位から、I.J.ジャン(韓国)と並ぶ5アンダーの6位に浮上した。開催コース所属の片山晋呉は「72」で通算2アンダーの14位で最終日を迎える。 <上位成績> 1/-10/増田伸洋 2/-8/手嶋多一 3T/-7/ジーブ・ミルカ・シン、宮本勝昌 5/-6/プラヤド・マークセン 6T/-5/横田真一、I.J.ジャン