『銀行員が貸金庫から金品10数億円盗む』前代未聞の不祥事に騒然… CM起用の大谷翔平にも飛び火 「MVP祝ってる場合じゃないだろ」
三菱UFJ銀行は22日、管理職を務めていた行員が、貸金庫から顧客の現金や貴金属を盗んでいたと発表した。被害額は時価十数億円に上る見込み。絶対に安心安全であるべき銀行の貸金庫からの窃盗事案に、ネット上は騒然。 ◆「大谷翔平、契約金の97%を後払いすると分かった瞬間の水原一平」【写真】 UFJの発表などによると、行員は東京都内の2支店で2020年4月から24年10月までの約4年半、貸金庫を管理する立場を悪用し、顧客の金庫を無断で開けて金品を繰り返し盗んだ。行員は犯行を認めており、14日付で懲戒解雇にした。被害に遭った約60人には補償するという。 一連の報道にX(旧ツイッター)には、「これ本当にやばいやつ」「管理どうなっとんね」「てか、貸金庫から盗まれたんじゃ何も信用できない」「ずいぶん前の株主総会で、貸金庫の中を荒らされたという株主がいた。そんな事はありえないと一蹴されてたが、まんざらあり得ない話でもないんだな」「大手すら信用できないなんて。内部から10数億円の盗難が可能なら体制すべて間違ってると言える」などの書き込みがあふれた。 実業家の「ひろゆき」こと西村博之さんも反応し、「被害者『金庫に宝石を入れてたはずだ』 銀行『中身に関しては関知しません。被害妄想では?』みたいな事があったんだろうなぁ、、、」とXに投稿した。 信頼が生命線の銀行の根幹を大きく揺るがす、前代未聞の不祥事だけに、話題は三菱UFJ銀がCMに使っている米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手にも飛び火。同銀は不祥事の発表前に公式Xで、大谷翔平のMVP受賞を祝う投稿をしていた。「祝ってる場合じゃないだろ…」「受賞と同じ日に不祥事発表するんじゃない」など“お怒り”の声が挙がった。 元通訳の水原一平氏が大谷の口座から26億円余を盗んだ事件を頭に浮かべた人も多かったようで、「うーん通訳に大金パクられそう」「お前まで大谷さんからお金盗むんか⁉」「資産盗まれた人間(大谷)をイメージキャラクターにする資産盗んだ組織(三菱UFJ銀行)が割とグロい」などの書き込みも見られた。
中日スポーツ