2季ぶりGPの三原舞依が笑顔と涙「拍手が本当に温かく」華麗演技で63・41点
「フィギュアスケート・NHK杯」(27日、東和薬品ラクタブドーム) 女子ショートプログラム(SP)が行われ、体調不良による休養から復帰し、2季ぶりのGP出場となった17年四大陸選手権女王の三原舞依(21)=シスメックス=は、63・41点をマークした。 【写真】足そこまで上がるの?公式練習で入念調整 笑顔のガッツポーズで、三原が大舞台に帰ってきた。冒頭の3回転ルッツ-3回転トーループなどジャンプはすべて着氷。回転不足はあったが、SP「イッツ・マジック」にのり、しなやかで軽やかな滑りをみせ、観客を魅了した。演技を終え、スタンディングオベーションに包まれると、少し感極まった表情をみせ、キスアンドクライでも鳴り止まぬ拍手に涙を拭った。 演技を終え「お客さんの拍手がすごくあたたかくて最後まで滑り切れてよかった。感謝の気持ちでいっぱいです。最初の連続3回転がベストではなかったけど、そこから切り替えて最後まで滑り切ることができた」と、うなずいた。涙については「ホッとした気持ちとお客さんからの拍手が本当にあたたかくて、本当にうれしさが出てきて、フワッと涙がでてきた」と、振り返った。