韓国前国防相の弁護人 内乱容疑を否認=「非常戒厳は大統領権限」
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の「非常戒厳」宣言を巡り、内乱などの容疑で逮捕された金龍顕(キム・ヨンヒョン)前国防部長官の弁護人は13日、「非常戒厳の宣布は大統領に与えられた固有の統治権限」として、内乱ではないと主張する声明を出した。 声明は「大統領の非常戒厳宣布自体を『内乱』と主張し、捜査・裁判をしようとする試み自体が国憲を乱す『内乱』」と強調。「金前長官は憲法と法律に沿って閣僚また国防部長官として大統領を補佐し、正当な戒厳事務を遂行した」とし、「金前長官の権利を守るため、必要なあらゆる措置を取る」と表明した。 金前長官は尹大統領に非常戒厳の宣言を建議したとされる。金氏は戒厳宣言の翌4日、「すべての事態の責任を取る」として辞意を表明。尹大統領は辞意を受け入れた。
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